メニュー

大腸内視鏡検査って・・・

[2022.03.21]

大腸内視鏡検査って・・・ お伝えしたいこと

  • 大腸の病気の恐れがある症状の方は検査対象です
  • 症状がなくても検査異常や家族歴、既往歴などで検査対象の方もいます
  • 急な便秘、お腹はってしょうがない、血便、体重減少などは要注意
  • 前処置(前日や当日の準備)が必要な検査です
  • 検査時に発見したポリープはその場で切除することも可能です
  • よくある質問をまとめてみました

 

どんなときに大腸内視鏡検査?
大腸の病気の恐れがある症状の方は検査対象です

 血便、腹痛、お腹のはり、便秘、便が細くなった、下痢が続いている、体重減少などの症状でお困りの方には、治療が必要な大腸の病気(大腸癌、慢性の大腸炎など)が隠れていないかを確認するために大腸内視鏡検査を検討します。

症状がなくても検査の対象になる方がいます

 前述のような症状がなくても検査の対象になる方がいます。大腸がん検診で便潜血陽性を指摘された方、腫瘍マーカーの検査の異常を指摘された方、血液検査で貧血を指摘された方には症状がなくても検査を提案しています。家族歴や既往歴を伺って検査対象となる方もいます。

症状によっては他の検査を優先することがあります

 大腸内視鏡検査は後述のように前処置を要する検査です。腸を動かす薬剤や2Lほどの液体を服用するために、腸にひどい狭窄がある場合は危険を伴います。安全に前処置ができるように前もってレントゲン検査やCT検査などを提案させてもらう事があります。場合によっては前処置をせずに見れる範囲で内視鏡検査で確認することもあります。事前に一度受診いただいているのはこの確認の目的もあります。特に、急に便秘になってしまった、お腹がはってしょうがいない、見た目で分かる血便がある、体重減少がある、等の症状がある方は外来でお知らせください。

前処置(前日や当日の準備)が必要な検査です

 大腸内視鏡検査は大腸の中を隈なく観察するために、大腸の中をきれいな状況にするために前もって準備が必要な検査です。前3日程は消化の良い食事を心がけて、前日は検査食を召し上がっていただきます。前日の夜に下剤を服用し、当日朝から2Lほどの液体を服用します。トイレに何度か通ううちにお通じは徐々に透明な状況にかわり、検査の準備が整います。当院では、他の前処置方法も用意しています。過去の検査で前処置に苦しんだという方はご相談ください。

発見したポリープはその場で切除することもできます

 大腸内視鏡検査の良い所は、直ちに治療を開始しなければならない病気がないかを確認するだけでなく、今後大腸癌になりうるポリープをその場で治療できる事だと思います。治療後は多少制限が出てしまいますが、入院して治療する程ではないサイズのポリープでも、癌の成分が含まれている事があり、あの時検査を提案してよかったと思う事も少なからずございます。

よくある質問
便潜血陽性2回中1回が陽性だったのですが・・・

 大腸がん検診の便潜血検査が2回法になっているのは、1回法では十分に大腸がんを除外できないためです。つまり1回陽性、1回陰性の結果で内視鏡を行わないことは良い判断とは言えません。

便潜検査は問題なかったので・・・

 便潜血検査は検診の拾い上げ検査として有用な検査ですが、陰性の結果の解釈は悩ましいところです。結果の解釈には検査前確率が重要であることが知られています。

当たり前の話ですが、大腸癌の方が全くいない集団(検査前確率0%)が便潜血検査を受けて結果が陰性で合った場合、その方は大腸癌ではありません(もちろん陽性であっても大腸癌ではありません)。逆に、大腸癌があると分かっている方(検査前確率が100%)に、便潜血検査を行っても陰性と判定されてしまうことが少なからずあることが知られています。研究によりますが、2割強が陰性と判定されると言われています。

このように誰が検査を受けているかが結果の解釈には大きく影響します。少なくとも①疑わしい症状がある方②リスクの高い方は、検査前確率(大腸がんである確率)が高くなるので便潜血陰性の結果を過信してはならないということになります。

痔があるから、そのせいだと思うんです

 大腸がん検診陽性の結果をもって受診されている方でもそうおっしゃる方はいらっしゃいます。検診の陽性の方で受診していない方の中にこのように考えている方がある程度含まれているのではないかと危惧しています。何年も連続で陽性で痔のせいにして様子見ていたけど、ついに症状が出てきたので検査をすると手術を要する進行癌が見つかったという方はいらっしゃいます。

ポリープを切除する時、痛いですか?

 ポリープを切除する際には鎮静剤の使用の有無によらず、切る事による鋭い痛みを感じることは基本的にありません。※観察時間が長くなることで張り症状などがでることはあります。鎮静剤や鎮痛剤、炭酸ガス送気を用いるなどの苦痛の軽減に配慮致します。

費用はどれくらいですか?

 病理検査、ポリープ切除の有無や場所によって異なりますが、検査のみで3割負担の方で6000~10000円程度、ポリープ切除などの処置で20000~30000円程度の費用がかかります。

 

HOME

ブログカレンダー

2022年9月
« 3月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME